【初心者から転職!】デキるDX人材の必須スキル5選!

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コロナ禍をきっかけに「デジタル化・IT化」にシフトする企業が増えています。

経済誌やイベントでも、「DX(=デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を頻繁に見かけますね。

  • IT/DX関連の仕事に転職してキャリアアップしたい!
  • 未経験からでもDX転職は可能なの?
ろっきー
ろっきー

この記事ではこんな悩みにお答えします。

結論から言えば、IT知識ゼロのド初心者でもDX人材への転職は可能です(わたしもその一人した)

ろっきーのプロフィール

  • 上場企業のDXチームに勤める30代中堅社員
  • 前職は工事現場の監督(ITまったく無関係)
  • DXコンサルタント歴4年
  • 資格:ITパスポート、基本情報技術者、情報セキュリティマネジメント

どんなスキルがあればDX人材に転職できるの?

この記事では、DX担当5年目の私が「DXを担うすべての人が身につけたい必須スキル5選」をリアルの体験談も交えながら紹介します

ろっきー
ろっきー

一緒にDX人材を目指しましょう!

DX=デジタルの力で悩みを解決すること

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デジタルトランスフォーメーションってそもそも何なの?

デジタル技術を使って組織の”悩み”を解決することです

【Q:あなたの会社にはどんな悩みがありますか?】

  • オフィス内が紙の伝票でいっぱい…
  • 欲しい人材が採用できない、なのに若手はどんどん退職していく
  • 売上をライバル企業に取られた!いったいどうすれば?
  • 初めまして!新入社員の方ですか?
    えっ!10年目のベテラン!?(=部門間の交流がないな…)

こういった”誰でも感じる悩み”をデジタルの力で解消して、会社にポジティブな影響をもたらすのがDX、それを担当する人材がDX人材です。

ろっきー
ろっきー

「変革」とか「イノベーション」みたいな難しいテーマで考える必要はありません

あまり大きなテーマで考え始めると、何も一歩を踏み出せなくなるので。

【Point】
誰かの悩みを解決できれば、それは立派なDX!
まずはそれくらいの”軽い”気持ちでスタートしましょう!

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DX部門への転職 IT知識は最低限でいい

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DX人材に転身するにあたって、ITの知識は必要最低限でOKです

プログラミングやデータサイエンスの経験がなくても、十分にDX人材として活躍できます

ろっきー
ろっきー

ITパスポートを持っていれば十分でしょう

なぜならDXに必要なのは
 ×:ITの知識
 :課題を見つけて解決する能力
だから。

言い換えるとD(デジタル)よりもX(トランスフォーメーション:変革)こそが重要です!

DX人材に求められるのは「前に進める力!

  • 課題を吸い上げて解決策を探す
  • 抵抗にあっても相手の言い分を聞く
  • プロジェクトの全体スケジュールを示す
  • 経営層への報・連・相は欠かさない

これらのスキルにITパスポートレベルのIT知識があればば完璧!

ろっきー
ろっきー

即戦力のDX人材として、
十分に活躍できますよ!

反対に、ITの知識が抜群にあっても、「上司に言われたことだけやります系」の人はDX人材には向いていません。

【Point】
DXの本質は「D」よりも「X」
それができる人材こそ、引く手あまたですよ!

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DX人材は超・売り手市場

第一線で活躍するDX人材もたくさんいるし、今さら応募しても遅いのでは??

そんなことはありません!
実は、DXを担当する人材は全然足りていないのです

IPA(情報処理推進機構)の発行する『DX白書2023』によると、DXを担当する人材が「不足している・やや不足している」と回答した企業の割合は80%以上!

『DX 白書2023』より:DX人材の不足状況

担い手がいないのか…

人材が足りない理由は2つ。

  1. どの企業も一斉にDXを始めたから人材を奪い合っている
  2. DXの経験がある人材が少ない

企業側も、DX人材を採用したくても「そもそもDXってなに?」を分かっていないケースは多いです
とりあえずIT詳しそうな人を手当たり次第に採用!みたいな(それも問題ですが)

【Point】
やりたいのに担い手がいない、これが日本のDXの実態!

飛び込めばものすごく重宝されますよ!

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必要なのは「前に進める力」だった!

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どんな人ならDX人材に向いているの?

DX人材に求められるのは変革を「進め続けられる力」です

  • 課題を吸い上げて解決策を探せる
  • 抵抗にあっても相手の言い分を聞ける
  • 全体スケジュールを示せる
  • 経営層への報・連・相は欠かさない

システム導入プロジェクトは1日や2日で終わるものではありません
たくさんの登場人物を巻き込みながら、何か月もかけて少しずつプロジェクトは進んでいきます。

DX人材を目指すなら、上にあげたようなプロジェクトを前進させるスキルに、多少のIT知識がつけば完璧!

DX人材として十分に活躍できるね!

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担当5年目で実感│DX人材の必須スキルTop5

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ここからは、現役のDX担当として働くわたしの経験を交えながら、DX人材になるために必要な「5つのスキル」について紹介します

ポイント

  • IT知識は最低限で良い
  • プログラマよりもコンサルタント的な姿勢を持とう
ろっきー
ろっきー

早速見ていきましょう!

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1.人の話を最後まで聞ける

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DX担当として一番重要なスキルを最初に紹介します

相手の話を最後まで聞くことです

あたりまえでは?

と思うかもしれませんね。

ところが仕事ができないDX担当は必ず、人の話をぜんぜん聞けません

  • 常に話に割って入るタイミングをうかがっている
  • 聞きながら「次なにを言おうか?」を考えている
  • 話したい内容が最初から決まっている
  • 出したい結論も最初から決まっている

心当たりがあるなら、まずは“聞く姿勢”を改めてください

専門用語ばかり連発してマウントを取ろうとするのも最悪です

相手の話を聞くことがどうして重要なの?

DX推進には”反対勢力”がつきものだからです

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  • 今の仕事のやり方を変えるのが不安
  • 担当部門に相談なく決められて怒っている
  • そんなスケジュールじゃ無理だ

こんな”反対意見”に出会ったときに、彼らの話を聞かずに論破しようとしたり、上から目線で解決策を押し付けるだけではプロジェクトは絶対に上手くいきません

わたしの経験として、こういった反対派を抑える糸口は「自分の話を聞いてもらえた」という”安心感”です

新しいシステムに対し「なにがなんでも絶対反対!」と強硬な人はいません
自分の不安を聞いてもらえなかった、という妬みから感情的になっているだけです

【Point】
DXの第一歩は関係者の話をよく聞くこと
上手く進まないと思ったら、人間関係づくりからスタートしましょう

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2.NoなことはNoと言える

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できないことは「できない」とハッキリ言う。これもDX担当には必要なスキル。

なぜかIT業界では顧客からの無茶な要求が多いです

  • こんなの余裕でしょ?
  • 明日の朝には持ってきて
  • タダでやってよ

「普通に考えてムリやん!」と反応したくなるような無理難題も、DX関連になると平然と言われます

DXを魔法の杖か何かだと勘違いしてない?

こんな時に最悪の選択肢「とりあえずOKする」こと

  • 断ったら次の仕事をもらえないかも
  • 顧客の機嫌を損ねたくない
  • 自分さえ頑張れば何とかなるか

⇒これは非常に危険な考え方です

こういった顧客はITやデジタルのことを知らないからこそ、的外れな要求をどんどんしてきます

毎回それに答えていては無理難題をエスカレートさせるだけですね…

【Point】
Noと言って理由を伝えるのも顧客のためです
それで脅してくるような顧客ならこちらから縁を切ってしまいましょう

ただし、Noばかり言い続けてると仕事が無くなってしまうので、サジ加減は難しいところ…
代替え案を示せるように準備しておくと評価が爆上がりしますよ!

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3.難しいことを簡単に伝える

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DX人材に求められるスキル、3つ目は「難しいことを簡単に説明できる」ことです

どんなに良いシステムでも、採用の可否を決める経営層はITオンチです

専門用語を並べ立てて説明しても、理解してもらえないどころか“拒否感”すら覚える人もいます

特に部長クラス以上は「デジタルって苦手なんだよな…」と感じている人がほとんど
彼らにプレゼンテーションするチャンスがあっても、難しいデジタル用語を連発していれば、反感を買うだけで終わってしまいます

わたしの会社にも、めちゃくちゃ頭がいいのに提案が上司に全く響かないDX担当がいました。

  • ITの知識も十分にある
  • 周りの”悩み”にも早く気付ける
  • 提案するシステムも適切

それなのに、いざ提案資料をまとめて経営層に説明に行くと、なぜかいつも「保留・追加調査」を指示されて帰ってきます

後になって聞いた話ですが、この担当、専門用語を早口でまくし立てるせいで、聞き手の役員たちを完全に“置き去り”にしていたそうです

【Point】
比較表やたとえ話を上手に使いながら難しいことも分かりやすく解説できる。そんな池上晃さんみたいなDX人材を目指しましょう

日常の会話から意識して直せるね!

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4.部分最適は徹底的に無視

DX人材に求められるスキルの4つ目は、ちょっと難易度が高めのスキルです

部分最適を徹底的に無視しましょう

DXとはデジタルの力を使って「組織」の課題を解決することでしたね
※一人の社員、一つの部門の課題だけを解決することではありません

【Point】一人の“わがまま”が全員の利益に勝ってはいけません

例えば、混んでいるスーパーのレジで、全員が納得して買い物をするためには「順番を守る」ことが大切ですね

そんな時「急いでいるから俺だけ先に通せ!」と叫びだす客がいたらどうでしょう?

店員の心理からすれば「うるさいし、とりあえず先に通しておくか…」とこの人だけ優先してレジを通してしまうかもしれません

そうすれば、まじめに並んでいたお客さんたちは面白くありませんね

  • 自分もわがまま言えば通るのでは?
  • こんな無秩序なスーパーもう通いたくない

いずれにしても、正直にレジに並ぶことがバカらしくなってしまうでしょう

DXプロジェクトも同じです

  • うちの部門だけ優遇しろ
  • この仕事だけは譲らない
  • 私たちの仕事って特殊だから考慮して

もちろん、ユーザーの意見を可能な限り反映するのは大事です

それでも「部分最適」が「全体最適」に勝った瞬間、DXは失敗します

【Point】
DX担当は“たたかれ役”になってでも、全体最適を目指すべき。

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5.最低限のIT知識は必要│まずはITパスポートを目指そう

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DX人材になるために必要なスキル、最後の1つは「ちょっと多めのIT知識」です

DXとは「デジタルの力で課題を解決すること」でしたね

当然、ITの知識は必須になるね!

とは言っても、他の人より少し知ってるレベルで十分!

データサイエンスやプログラミングなどの“ガチな”知識を目指す必要はありません

ろっきー
ろっきー

ITパスポートか、基本情報技術者に合格できる知識があればOK!

なぜなら、DX人材の大事な役割は「悩める経営者とITのプロを繋ぐこと」だから

  • あなたの会社の社長はITに詳しくありません
  • 一方で世の中のIT業者はあなたの会社の“悩み”を知りません

そんな両者の間に立って「通訳」を担うのがDX人材。
※決してITガチ勢を指してDX人材と呼ぶことはありません

【Point】
会社の課題を分かっていて、かつIT技術者と多少の話が通じる知識がある
⇒ それで立派なDX人材の完成です!

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\わたしはこれでITパスポートに合格しました/

即・採用される経験はDよりもX

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DX人材の採用面接で内定をもらうために必要なスキルって?

  1. 課題を見つけて
  2. 解決に導けるスキルです

ここまで読んできたあなたは、DX人材はプログラマやデータサイエンティストではなく、ITを使えるコンサルタントのようなものと感じたかもしれません

それは大正解!

変革を「進め続ける」スキルこそDX担当の本質でしたね

【具体的にどんな経験があれば良い?】

  • 「話を聞くのが上手だよね」とほめられた
  • 「もっとこうしたら良いんじゃないか?」と上司に提案した
  • 小さくてもプロジェクトを担当した
  • 他社の事例で「これいいな」と思った仕組みを導入したことがある
  • 報告資料を作るのが上手な自信がある

DX人材を探し求める企業の採用担当が欲しいのは、まさにこんな経験を持った人材です

これにITパスポートレベルのIT知識があれば完璧!

わたしもDXチームの一員として採用候補者の面接をすることがありますが、その場ですぐ内定を出したくなるのはまさにこんな人材です

【Point】
DよりもXが担える人材こそ、将来の幹部候補ナンバー1(本当に)

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まとめ│DX担当になって人生が変わった話

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この記事では、初心者がDX人材に転職するために必要なスキルを「5つ」紹介しました

【結論】IT初心者でもDX人材として活躍することは十分に可能です

実はわたしも、4年前まではITと全く無縁の現場監督でした

朝7時から夕方まで現場で泥まみれ・雨まみれになって作業をした後、事務所に戻って深夜まで書類作業の日々…

ペーパレスとか、スマートワークなんて言葉、聞いたこともありません

そんな私でも、いまでは「デジタル化の悩みならこの人に相談すれば」と頼られるように!

ろっきー
ろっきー

給与は増えたのに、残業は減ったよ!

そんな”逆転劇”が本当にあるんだなぁ、しみじみ感慨に浸っています

DX人材は全然足りていません
DXを進めたいのに、人材が採用できなくて困っている会社は山ほどあります

やっぱりITの資格を取ってから…

そんな遠慮をしていたら、チャンスはどんどんなくなってしまいますよ!

この機会にデジタル人材の第一歩を踏み出してみませんか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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