【情報セキュリティマネジメント】初心者でも合格できる攻略法5選!

DX資格

こんにちは!
関西の上場メーカーでDX(デジタルトランスフォーメーション)を担当している”ろっきー”といいます。

このページでは情報セキュリティマネジメント試験について、初心者でも最短で一発合格できる秘訣を紹介します

どうせ初心者はめっちゃ勉強しないと受からないんでしょう…

なんて諦める必要はありません
抑えるべきポイントさえ押さえれば、初心者でも十分に一発合格を目指せますよ!

試験対策の定番「過去問」だって、ただがむしゃらに解けば良いものではありません

ろっきー
ろっきー

過去問選びにも気を付けるべきポイントがあります

資格取得のメリット
  • 情報IT人材として社内で重宝される
  • IT系の職種に転職して年収アップ

この記事を読めば、初心者でも最短の勉強時間で情報セキュリティマネジメンと試験に合格できる方法が分かります

ろっきー
ろっきー

一緒にステップアップを目指しましょう!

\知識ゼロから一発合格を目指すならコレ!/

情報セキュリティマネジメントってどんな資格?

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資格の目的

サイバー攻撃などの脅威から会社を守り、組織の情報セキュリティ確保に貢献すること

2016年からスタートした新しい試験ですね!

【概要は以下のとおり】

  • 試験時間は120分(休憩なし)
  • 全60問(A試験48問・B試験12問)
  • 合格ラインは600点以上(1,000点満点)
  • 受験料は7,500円(2023年7月時点)
  • 受験資格なし(誰でも受験可)
  • 1年を通して受験が可能
  • 年間受験者数は2~3万人

【Point】
仕事や日常生活でITを利用する私たちにとって、最低限必要なセキュリティ知識・技能を認定するための資格です

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合格率は70%超:初心者でも合格者多数!

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情報セキュリティマネジメント試験の合格率はとても高く、初心者でもたくさん合格しています

近年では合格率は70%前後(↓)

21年春21年秋22年春22年秋23年4月23年5月
52.4%53.9%61.2%52.0%76.2%78.2%
情報セキュリティマネジメント試験 過去6回の合格率

よく比べられる基本情報技術者試験が合格率40-50%で推移していることを踏まえると、かなり受かりやすいですね

21年春21年秋22年春22年秋23年4月23年5月
41.9%40.1%39.6%35.6%56.4%54.7%
基本情報技術者試験 過去6回の合格率

※情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者とも2023年4月からは新制度に基づいて試験が行われています

新制度になってから合格率が上がっているのは、試験問題が簡単になっているか、新試験が始まるまでの間に勉強時間を確保できた受験者のレベルが上がっているかのどちらかでしょう

合格者の中には8歳の子供から80代の高齢者まで!

バックグラウンドも様々ですよ!

【Point】決して”ガチIT勢”だけが目指す資格ではありません!

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実際に使った問題集はこちら!

この章ではわたしが実際に試験勉強に使って良かったと思うテキストを”おすすめ順”に3つ紹介します

ろっきー
ろっきー

1と2をメインで使いましたよ!

1.情報セキュリティマネジメント パーフェクトラーニング予想問題集

  • 最新のITトレンドと過去問、どちらも充実の問題数を収録(全297問)
    ⇒ ただの”過去問寄せ集め”とは違う!
  • ジャンル別に重点問題を収録しているため苦手分野の克服にも便利!
  • 見やすいレイアウト(見開き左ページに問題、右ページが解説)で不明な個所もすぐに確認が可能です!

2.出るとこだけ!情報セキュリティマネジメントテキスト&問題集

  • Amazonの「情報セキュリティマネジメント」参考書ベストセラー
  • 初心者でも挫折しない!をテーマにした易しい解説がイチオシ!

3.出るとこだけ!基本情報技術者[科目B]

  • 基本情報技術者の受験のときに使った問題集です
  • 難易度はやや高め
  • 基本情報技術者の科目B試験にも「情報セキュリティ関連」があるので、良い復習になりました
ろっきー
ろっきー

正直なところ、この問題集をすらすら解けるなら、基本情報技術者(科目B)と情報セキュリティマネジメントは余裕ですよ!

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【決定版】試験攻略のポイント5選はこれ!

ここから、わたしが受験を通して気づいた「試験攻略のポイント」を5つ紹介します

初心者でも実践できるものばかり!

これで一発合格が近づきますよ

  1. 勉強時間は科目A9割:科目B1割
  2. 忘れがち│システム監査こそ配点高し!
  3. あえてITパスポートから勉強する理由
  4. 制限時間は気にしない
  5. 過去問選びの注意点はどこ?

さっそく見ていきましょう!

1.勉強時間は科目A9割:科目B1割

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第一のポイントです。

試験勉強の9割は科目Aに割きましょう

基礎を徹底的に固めた方が高得点を狙えるからです

  • 科目A→基礎
  • 科目B→応用
ろっきー
ろっきー

科目Aが身についていないと、科目Bにも太刀打ちできません

情報セキュリティマネジメント試験の合格ラインは600点(=36/60問程度)です

ちょっと極端ですが、科目Aだけで36問正解できれば、科目Bはかなり低くても合格できます!(IRT方式のため、科目Bが0点でも合格できるとは言い切れないので注意!)

とはいえ科目Bって長文ばかりで難しそうだけど…

⇒ 問題文は長いですが、問われている知識は科目Aと大差ありませんので安心してください。

【Point】
試験勉強は科目Aに全集中!
科目Bは本番前の最後の追い込みで十分です

2.法務&システム監査こそ配点高し!

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第2のポイントです。

「法務・ITシステム監査」分野で得点を稼ぎましょう

情報セキュリティマネジメント試験というくらいですので、最も配点が高い分野はセキュリティに関する問題です

一方で、全60問のうち20問程度は情報セキュリティとは異なる分野から出題されるのも特徴。

そのなかで、いちばん出題数が多いのが「法務」と「システム監査」です
※合わせて「10問前後」を占めます

法務や監査というと難しそうな印象を受けるかもしれませんが、難易度はITパスポートと変わりません

  • 労働者派遣契約と派遣契約の違い
  • 著作権、著作者人格権、特許権など権利関係
  • システム監査人の立ち位置や注意事項
ろっきー
ろっきー

出題される用語も決まっているので、きちんと勉強すればボーナスステージ的に得点を稼げますよ!

【Point】
システム監査問題の対策をお忘れなく!
ITパスポートの問題を使ってもOK!

3.あえてITパスポートから勉強する理由

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  • まったくのIT初心者だけど合格したい
  • 受験スケジュールにはまだ余裕がある

こんなときはITパスポート資格を先にとってしまうのも有効です

IPA(情報処理推進機構)が発表している情報スキル標準では、情報セキュリティマネジメント試験は「レベル2」区分に相当するのに対して、ITパスポートは「レベル1」

IPA(情報処理推進機構)情報スキル標準

試験範囲は同じでも、より初心者向けに易しく解説しているテキストも多いです

インターネットラーニング大手のStudyingが開講している「初心者向け情報セキュリティマネジメント講座」にも、ITパスポートが学べるオプションが入っています

【Point】
急がば回れ!初心者から一発合格を目指すならITパスポートからのステップアップが確実ですよ!

4.制限時間は気にしない

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攻略ポイントの4つ目

試験勉強中に「制限時間」は気にしなくていいです!

受験勉強をするとき、ストップウォッチを机の上において本番と同じ制限時間で解けるか?試すことがありますね

この方法は、情報セキュリティマネジメント試験については不要です

試験時間(=120分)は十分長いです

時間切れで焦ることはまずないので、早く解くよりも丁寧に解く方を重視しましょう

わたしの場合、過去問を初めて「通し」で解いた時も科目Aが45分・科目Bは30分で解けました

見直し時間を考えても120分で足りなくなることはごく稀ですよ!

【Point】
時間を気にせず、1問1問を丁寧に読み解くことを意識してください。

5.過去問選びの注意点はどこ?

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最後のポイントは、「過去問はできるだけ最新版を使う」です

シラバス(※出題範囲)の更新によって、これまでなかった新しい分野が出題されることが多々あるからです

最近の例でいえば、

  • Chat GPTなどの生成AI
  • サイバー攻撃の新しい手口
  • プロバイダ責任制限法 
    などが出題範囲に加わりました

過去問の寄せ集めでなく、最新の傾向を踏まえた予想問題を掲載している問題集の方が有効です

ろっきー
ろっきー

古本屋で見つけたテキストとかタンスの奥に眠っていた問題集を見つけ出して使うのはやめましょう

ろっきー
ろっきー

すでに出題範囲じゃなくなっているかもしれませんしね

実際に受けてみたらどうだった?

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私は2023年6月の試験で合格しました

受験してみての感想は?

ここでは、実際に受験してみて感じたことを「4つ」お伝えしたいと思います

1.ITパスポート資格を持っていればやはりラク

上でも述べましたが、ITパスポート試験を受験した後で情報セキュリティマネジメントに挑むと、 難易度がぐっと下がり、試験勉強がとても楽でした。

基礎がかなり身についた状態で試験勉強をスタートできるからね!

2.基本情報技術者の方が難易度は高い(試験範囲が広いから)

試験の難易度でいえば基本情報技術者の方が上です。

情報セキュリティマネジメントがセキュリティ関連に”ほぼ特化”しているのに対し、基本情報技術者の出題範囲はかなり広め

IPAのスキル標準ではどちらも「レベル2」扱いになっていますが、範囲の広い基本情報技術者の難易度は高いです

3.過去問よりも得点は下がる

過去問では90%以上の正答率があっても、いざ本番になると80%を少し超えるくらいでした

他の受験者の皆さんも同じようなことを言われていましたね

過去問レベルでは余裕で合格できるくらいまで知識がないと、本番では厳しいでしょう

4.やっぱり120分は使わない

本番になるとゆっくり問題文を読まないといけないし、見直しの時間も必要だから時間が足りなくなるのでは??

全くそんなことはありませんでした!

ただ、時間以上の強敵に悩まされて90分で退出しましたが…

試験当日のリアルな体験談や注意事項については、別記事に詳しく書いていますので参考にしてください

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まとめ│資格取得で開ける未来

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この記事では、情報セキュリティマネジメント試験の攻略法について、新試験の特徴も踏まえながら解説をしてきました

初心者でも、正しい方法で勉強すればきちんと一発合格できる資格です

メリットもたくさん!

  • IT知識を身につけて就職/転職に生かしたい
  • 情報セキュリティ部門で働ける知識が欲しい
  • さらに上位の資格を目指すためのステップに!

これからのIT時代に、持っておいて損は絶対しない優良資格です!

ろっきー
ろっきー

一緒にデジタル人材の扉をたたいてみませんか?

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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