こんにちは!
関西の上場メーカーでDX(デジタルトランスフォーメーション)担当をしている”ろっきー”と言います
ITエンジニアへの第一歩として人気の基本情報技術者。
- どうせ受けるなら一発合格したい
- 参考書は本当に使えるものだけ買いたい
- 難しいテキストで挫折したくない
こんな風に感じるのは当然のことですね。
ところが、基本情報技術者試験は2023年の4月に制度が大きく変わったこともあって、ネット上にも情報は少なめです…
いったい何を参考にして参考書を選べばいいの?
そこでこの記事では23年の新試験に一発合格した私が、本当に役に立った参考書を厳選して「5つ」紹介します。
初心者でも独学で十分に合格を目指せますよ!
安く・効率的に結果を出したい人は必見です!
☆この記事がおすすめの人☆
- 初心者でも独学で基本情報技術者に合格したい人
- スキマ時間でもう率的に勉強を進めたい人
- 参考書が多すぎてどれを使えばいいか分からない人
- 基本情報技術者に合格したいすべての人!
目次
そもそも基本情報技術者ってどんな資格なの?
基本情報技術者ってどんな資格?と思う人のために、まずは試験の概要を簡単にまとめてみました
- すべてのITエンジニアにとっての第1ステップ
- IT人材を目指すための基礎的な知識と技能をはかる試験
- 2022年度の受験者数は約8.8万人
- 合格率は34.8%(2022年秋試験の場合)
- 試験は科目Aと科目Bの2本立て
- 試験時間は190分間
(科目A 90分・科目B 100分) - 科目A・Bそれぞれで60%以上の正解で合格になる
- 受験料は7,500円(税込み)
さらに、大きなポイントとして、2023年に試験制度が大きくリニューアルされたことに注目です
【2023~:新試験での変更点】
- 問題数が85問ら80問へ
- 試験時間が300分から190分へ
- 出題方法が選択問題中心に…
- インターネット試験でいつでも受験可能に!
具体的にどう変わったのか?については、別の記事に詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。
【関連記事】2023年からの変更点を総まとめ!
【Point】
基本情報技術者 = ITを仕事にしたい人にとっての必須科目です!
私はこれで受かった!参考書5選
ここからは、私が実際に使ってみて「これ分かりやすい!」と感じたおすすめ参考書を5つ紹介します
もともと私は工事現場の現場監督でした
典型的な3K(キツイ・汚い・クサい)職場で、ITとは全く無縁のド・初心者です
そんな私も、いい参考書に巡り合えたことで一発合格。
今回は、実際に使ってみて「これ使いやすい!」と感じた参考書だけを紹介しますね!
皆さんにもきっと助けになりますよ!
【初心者でも一発合格を目指せるテキスト5選】
1.イメージ&クレバー方式でよくわかる│栢木先生の基本情報技術者教室
☆このテキストの良いところ☆
- 豊富な図解と”癒し系”のイラストが特徴
(ほんのり穏やかな気持ちでIT用語を覚えられます) - “たとえ”が巧妙なのも◎
⇒ 難しいIT用語が初心者でも超・分かりやすく身につく - 仕事カバンにも入るサイズなので通勤中の勉強にも使えます!
用語の解説がメインのため、過去問の掲載数は若干少ないのがマイナスポイント
→ 2.や3.の過去問題集と組み合わせて使用したいですね!
2.かんたん合格│基本情報技術者予想問題集
☆このテキストの良いところ☆
- 難易度レベル低め
⇒ 初心者から合格を目指すなら最初に買いたい問題集! - 解説が丁寧なのもオススメポイント
- 他の問題と比べて少しだけ安いのも魅力!
3.で紹介するパーフェクトラーニングと比較してやや初心者よりです。
本番前に”実力試し”をしたいのなら、次の問題集の方が良いですよ
3.基本情報技術者 パーフェクトラーニング予想問題集
☆このテキストの良いところ☆
- 豊富な問題数(320問以上)が自慢
- 実力試しとして“数をこなす”にはこれがベスト!
- 購入者向けダウンロード特典あり!
1) 過去22回分の午前試験(現・科目A)過去問
2)重要・頻出用語集300以上!
サイズが大きめ(B5サイズ)なのでカバンに入れて持ち運ぶにはちょっと重いのがネックです。
⇒ 自宅での学習用に使いましょう
4.出るとこだけ!基本情報技術者科目B 対応試験
☆このテキストの良いところ☆
- 科目Bの“追い込み”には持ってこい!
- アルゴリズム問題を中心に難易度はかなり高め。
⇒ これが普通に解けるならば科目Bは苦労しない!
ちなみに、オブジェクト指向のセクションは飛ばしてもOKです。
(※理由はこちらをチェック)
5.いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書
以外かもしれませんが、最後はITパスポートの参考書です。
基本情報技術者とほぼ同じ範囲を、難易度を少し落として解説してくれます
どうしても理解できない分野にあたったとき、基礎から振り返るために重宝しました!
特に科目Bの「情報セキュリティ」分野の難易度はITパスポートと大差ないため、より初心者向けに分かりやすく解説されているITパスポート参考書でのおさらいが効果的!
中古の参考書を使っていいの?私はおすすめしません!
- 古本屋で見つけた参考書って使えるの?
- メルカリで2年前のテキストが安く買えそうだけど…
基本情報技術者も含むIT系のテストでは、中古の問題集を使うことはお勧めしません
IT技術は日進月歩です
少し前には誰も知らなかった用語が“トレンド”として試験問題に登場することはたくさんあります。
例えば...
- AI(人工知能)
- ビッグデータ
- インボイス制度(2023~)
- 特定電子メール法など
古い問題集では載っていない範囲も出題されるのか…
さらに!基本情報技術者は2023年に試験制度が大きく変更されたばかりです
2022年以前に発行された問題集を使うのは絶対にやめましょう
試験会場で絶望するハメになりますよ…
【Point】
トレンドにあった最新の問題集をケチらずに買うべき!
参考書での勉強が上手くいかないときは?
- 独学だとどうしてもモチベーションが続かない!
- やる気が湧かずに勉強を諦めてしまった…
そんな時は「オンライン講座」がおすすめです。
毎日机に向かうのが面倒な人でも大丈夫!
1日10分の動画視聴から手軽に始められるのがメリットですよ!
AIが苦手問題を判定して重点的におさらいしてくれたり、分からない個所はプロの講師に質問できたりするのもオンライン講座が人気の要因。
さらに“レバレッジ”を効かせる効果もあります
参考書だと1冊で1,500~2,000円
安く済むのは良いですが、その分「やっぱりやーめた」と諦めやすいのもマイナスですね。
オンライン講座の受講料を払って、自分以外のメンバーが合格に向かって頑張っているのを見ると、自然にモチベーションも湧いてきますよ!
私のおすすめは Studyingの基本情報技術者講座
”短期合格のノウハウ”をたくさん提供してくれます
【Point】
定期的に割引キャンペーンもしているので、ご興味がある方はぜひ見てくださいね!
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受かったらどうすれば良い?基本情報の次の話
合格した後はどうすれば良いの?
この章では、基本情報技術者に無事受かった後は何をすればよいか?を3つのパターンにて紹介します
順番に紹介しますね!
1.履歴書に書いて就活・転職に活かす
基本情報技術者は十分に履歴書でアピールできる資格です。
- 情報系の知識がある
- ITを仕事にする下地がある
と分かりやすく伝えることができる資格です
特に企業の「情報システム部」や「社内SE」「DX推進担当」などの職種に転職したい場合は、かなり優位になれるでしょう!
2.社内で昇進・昇給の要件としてアピール
基本情報技術者の資格があれば、人事評価でプラスになる、あるいは会社によっては“昇進の条件”になっているなどのケースも多数あります
IPA(情報処理推進機構)のサイトには企業・教育機関あわせて100件以上の事例が掲載されていますので、興味のある方は確認してみてください。
【参考】IPAウェブサイトより
https://www.ipa.go.jp/shiken/about/jirei/kigyou/index.html
3.さらに上位の資格に挑戦!
ITのスペシャリストを目指して、さらに難関資格に挑戦するのも「あり」です。
- 応用情報技術者(レベル3)
- ITストラテジスト(レベル4)
- プロジェクトマネージャー(レベル4)
- データベーススペシャリスト(レベル4)
- ITシステム監査技師(レベル4)など
とくにレベル4資格は合格率も低く、それなりの業務経験も必要になるので超・長期計画で目指す必要があります(合格者の平均年齢は40歳前後)
徐々にステップアップしたいですね!
まとめ│資格取得で未来を拓こう!
この記事では、基本情報技術者試験におすすめの参考書を「5つ」紹介しました
- イメージ&クレバー方式でよくわかる│栢木先生の基本情報技術者教室
- かんたん合格│基本情報技術者予想問題集
- 基本情報技術者 パーフェクトラーニング予想問題集
- 出るとこだけ!基本情報技術者科目B 対応試験
- いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書
(クリックするとAmazonリンクに飛びます)
初心者が独学でスタートしても、挫折せずに完走できるテキストばかりです。
ぜひ試してみてくださいね。
最後に、「取った資格をどう役立てればいいか」について、私の体験談話をしたいと思います。
私がIT資格を目指すようになったのは「転職で有利になると思ったから」でした。
資格を取って、「わたしITに詳しいよ!」アピールをすれば、転職市場でも“引く手あまた”だと思い込んでいましたが。…
それで基本情報技術者や情報セキュリティマネジメントを取って転職活動は上手くいったの?
ぜんぜんでした…泣
ES(エントリーシート)は通過しても面接で落とされる日々…
これは、
「なぜ基本情報技術者を取ったのか?」
「情報セキュリティの知識をこれか?どう活かしたいのか?」
が全く説明できなかったからです…
資格を取る理由は様々あって構いません、ただ「自分が○○したいから」という主体的な目的を持って挑みましょう
- ITエンジニアになりたい
- これからの時代に必要な常識を身につけたい
- 会社に依存しない生き方を選びたい、などなど…
難しい資格をたくさん持つ人よりも、なぜその試験を受けたいのか?を論理的に説明できる人のほうが、絶対に内定は近づきます
この記事が、あなたがIT人材への第一歩を踏み出すきっかけになればうれしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。