【ITパスポート体験記】申込・本番・合格発表までの流れを全解説!

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ITパスポート試験って申し込みから合格発表まで、どのくらい時間がかかるの?

資格を取得するためには「効率の良い勉強法」以外にも知っておきたいことがたくさんありますね

(試験の前なら)

  • 申し込みはいつ・どうやってやればいいの?
  • 試験当日の持ち物、試験会場の様子は?

(試験の後なら)

  • 合否の結果だけでも早く知りたい!
  • 合格証明書はいつ届くの?

全体の流れを逆算してスケジュールを立てないと、どの試験を申し込めばいいのか分かりません

そこでこの記事では、2022年にITパスポート試験に合格したわたしが「申し込みから合格まで」の流れを分かりやすく解説します

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2022年9月の試験に合格しました!

この記事を読むと、上記のようなギモンはすべて解決です

ろっきー
ろっきー

わたしの場合、試験勉強を始めてから合格証書を受け取るまで「5か月」かかりました

ろっきーの受験スケジュール
  • 勉強スタート :6月中旬 
  • 試験の申し込み:8月14日
  • 試験当日:9月18日
  • 合格発表:10月15日
  • 合格証書の受領:11月20日

全体像を知って、効率的なスケジュールを立てましょう!

そもそもITパスポートってどんな資格?

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IPA(情報処理推進機構)ホームページより

ITパスポートの概要は以下のとおりです

  • ITに関する基礎知識を証明する「国家資格」
  • 主催はIPA(情報処理推進機構)
  • 試験はほぼ毎週・全国の会場で開催
  • 2022年度の受験者数は約20万人

「具体的な試験の概要」や「初心者でも合格できた勉強法」については、別の記事に詳しく載せていますのでそちらも参照してください

  • ITパスポート資格の概要と難易度を知りたいなら:こちら
  • 初心者でも一発合格できる勉強法と問題集は:こちら


※この記事では、ITパスポート試験の申込から合格証書の入手までのステップを時系列で紹介します

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6月:受験の動機│上司の推薦がきっかけ

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わたしが「ITパスポート試験」に挑んだきっかけは、上司に勧められたことでした

わたしはもともとITとは全く関係のない工事現場の監督でした
些細なことから「DX(デジタルトランスフォーメーション)チーム」に異動しましたが、当時はITの知識なんてゼロです

会議でも周りのメンバーの会話に全くついていけません…

その悩みを当時の上司に相談したところ、勧められたのがITパスポート資格の取得でした

勉強を始めて気づいたことは、
ITパスポートは私のような初心者が「イチ」からITの基礎知識を身につけるには最適の資格である、ということです

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8月:申し込み&確認票の入手│試験申し込みはインターネットのみ

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ITパスポート試験の申し込みはインターネットから行います

とても簡単ですので、この章で手順を説明します

ITパスポート試験の申込み手順
  1. IPAのサイトにアクセスする
  2. 利用者IDを作成する
  3. 試験日と試験会場を選ぶ
  4. 受験料を支払う
  5. 確認票を受け取る
ろっきー
ろっきー

手順は多くありません、初めての申し込みでも10分程度で完了します

Step1:IPAのサイトにアクセスする

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IPA(情報処理推進機構)ホームページより
ITパスポート試験の申し込みには、利用者IDの登録が必要です

まずIPA(情報処理推進機構)の「申し込みサイト」へアクセスします

はじめてID登録する人
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/user_use_regulation.html

利用者IDを持っている人
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/AF03S010Action.do

ほとんどの方がIDを持っていないと思いますので、ここで登録しましょう

既に利用者IDを持っているという方は、Step3まで飛ばしてください

Step2:利用者IDを作成する

利用者IDの登録に必要なのは次の2つです

ID(希望のもので可)
・メールアドレス
ろっきー
ろっきー

特別なものは必要ありません、ID作成は「数分」で完了します

登録画面の案内にしたがって「利用者ID」と「パスワード」を入力してください

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IDとメールアドレスを入力すると個人情報の確認画面に切り替わります
「同意する」をクリックしましょう

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これで仮パスワードが発行されます

先ほど入力したメールアドレス宛に「本パスワード」設定のためのリンクが届きます
Eメール載っている案内に従って「本パスワード」を設定してください

この利用者サイトにはこのあと最低でも「2回」アクセスします

  1. このあと試験日時と会場を決めるとき
  2. 試験後に結果をダウンロードするとき

後日、試験結果をダウンロードするときに困らないよう、IDとパスワードは控えておきましょう

Step3:希望の日時と試験会場を選択する

利用者IDの設定が終わったら、次は試験日と試験会場を選択します

先ほどの利用者IDでログインして、左側のメニューから「受験申込」をクリックしてください

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日本地図の画像が表示されますので、自分が試験を受けたい都道府県から、受験可能な日時・会場を選びましょう

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あまり直近の日程を予約しようとすると、枠がいっぱいで予約が取れないこともあります

わたしは「9月18日」の試験を「8月14日」に予約しました
実は「9月10日」を狙っていましたが「満枠」で断念したのです…

ろっきー
ろっきー

1-2か月後の試験を予約するつもりでスケジュールを組みましょう

アンケートあり│正直に回答しよう

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アンケート回答画面

試験に直接関係はありませんが、IPA(情報処理推進機構)の情報収集のために「アンケート」があります

少し面倒ですが、IPAも今後の試験問題を検討するために必要なデータですので、正直に回答しましょう

Step4:支払い│クレジットカードが簡単

試験日と試験会場が決まったら、受験料を支払います

2022年12月現在、受験料は「7,500円」です

支払方法は以下の3つから選択できます

  • クレジットカード
  • バウチャー
  • コンビニ決済

わたしはクレジットカード支払いを選択しました(↓)

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Step5:確認票をダウンロードする

受験料の支払いが完了したら、登録しているEメールアドレス宛に確認票(↓)が届きます

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【Point】
確認票は試験当日に必要になります。プリントアウトして持っておきましょう

自宅にコピー機がなくて印刷できない、という方は次の3つをメモしてください

  1. 受験番号
  2. 利用者ID
  3. 確認コード

当日、試験会場の受付でこの「3つ」を提示すれば、問題なく受験させてもらえます

以上で受験の申込は完了です

ろっきー
ろっきー

あとはひたすら勉強あるのみ!

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9月:当日の注意事項│会場は分かりにくいので早めに到着を!

試験の当日、会場には早めに到着しましょう

試験会場のテストセンターは一般のテナントビルに入居していることがほとんどです
外見は“普通のビル”なので、意識していないと通り過ぎてしまうこともあります

image-試験会場
わたしが受験した大阪市のテストセンター 特に表示もない普通のビルでした
さらに、別の試験が「同日に・同じ会場で」行われていることも珍しくありません
ろっきー
ろっきー

試験の開始時間が近づくと、受付がかなり混雑します

わたしが受験したときも「TOEFL(英語の試験)」と同時開催でした
テストセンター前の廊下まで受け付け待ちの列が伸びていたのを覚えています

【Point】
受付を早めに済ませて、余裕をもって試験に臨もう!

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試験本番│ 後で確認ボタンを上手に使おう

会場での受付が完了したら、いよいよ本番です
コンピュータの画面に試験問題(4択)が表示されるので、落ち着いて回答していきましょう

【Point】
分からない問題や、答えに自信がない問題は思い切って飛ばして次へ進むようにしてください

ITパスポート試験は120分で100問の設問に答えなければいけません
制限時間には余裕があるほうですが、それでも1問あたりに時間をかけすぎると最後まで解ききれません

気になる問題は「後で見直すためにチェックする」ボタンを使いましょう
試験中のパソコン画面

解答画面の下の方には「見直し用」のチェックを入れられるボタンがあります
ここに「✓」を入れておくと、後から戻ってきてもう一度ゆっくり考えることができます

後半に簡単な問題があっても、前半の問題に苦戦してたどり着けなければ意味がありません

試験中はこの順番で問題を解きましょう

  1. 分かる問題から先に解く
  2. 余った時間で迷った問題を見返す

まずは100問目まで解ききることに全集中です!

合否はすぐ分かる?→試験直後に分かります

すべての問題を解き終えて「送信」ボタンを押すか、または制限時間(2時間)になると試験は終了です

そうなると、すぐにでも結果が知りたいですね

合格・不合格はいつ分かるの?

→ 試験直後に分かります

  • 自分の「得点」は試験の直後に分かります
  • ただし、合格・不合格の確定は翌月の15日まで待たなければなりません

試験後に「採点」ボタンをクリックすると、コンピュータが採点を開始して得点がスクリーンに表示されます

ITパスポートは1,000点満点中600点を取れば「合格」です(詳細はこちら
ということは、ここで600点以上を取れると「合格」している可能性が高いと思いましょう

ただし、正式な合格発表は翌月の15日です(詳しくは次章)

1か月待たないといけませんが、IPA(情報処理推進機構)によると、試験中に不正行為を働いた場合を除いて、600点以上を取って不合格になったケースは過去ないそうです

ろっきー
ろっきー

安心して結果発表を待ちましょう

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10月:合格発表は翌月15日│証書の郵送は翌々月

気になる合格発表ですが「受験日の翌月15日」に、「IPA(情報処理推進機構)」のホームページに掲載されます

わたしの場合は、9月18日の試験を受けましたので10月15日に発表がありました

利用者サイトからは「試験結果レポート」をダウンロードできます(↓)

合格証書(情報処理技術者試験合格証書といいます)が郵送で届いた日は11月20日です
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合格証書(受験から2か月後に届きました)

受験から2か月かかりました

もう少し早くもらえればいいのに…と思いますがこれは待つしかありません

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申請しないともらえない証明書もある

ITパスポートには「2種類」の合格証書があります

そのうち1つは自分で「申請」をしなければ受け取れません
情報処理技術者試験合格証書合格証明書
発行者経済産業大臣IPAの理事長
申請不要・簡易書留で届く別途、申請が必要
手数料無料700円
再発行×:不可○:可

両者に大きな違いはありません

会社が「合格証明書」でなければ受け付けてもらえない!なんていう特殊ケースを除いて、「情報処理技術者試験合格証書」があれば十分です

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資格に意味がないって聞いたけど本当?

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ITパスポート試験を「意味がない」という意見もたまに聞きます

実際に受験した者として断言しますが、それは「誤り」です

詳細については、別記事に詳細を載せていますので、そちらもご確認ください

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まとめ

この記事では「ITパスポート試験」の申込から試験当日、合格発表までの流れを解説しました

この記事のポイント
  • 試験の申込は1⁻2か月前に済ませる
  • 確認票は当日に必須:届いたらすぐにプリントアウト
  • 試験当日は早めに会場に着くこと
  • 試験中は「後で確認」ボタンを有効活用しよう
  • 試験後はすぐに得点が分かるが、合格発表は翌月まで待つ

別の記事では、次のような疑問も分かりやすく解決しています

  • ITパスポートってどんな資格?
  • 初心者でも合格できる?
  • 合格率は何パーセントくらい?
  • 取得する意味がある資格なの?
  • 初心者にも分かりやすい参考書はどれ?
ろっきー
ろっきー

そちらもぜひご覧ください!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました

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